転職率を年代別にみてみる
最近は昔に比べてずいぶんと転職がしやすくなったと聞きます。
その流れの中で、「自分にお金をかける」人が年々増えていて就職した後も資格やスキルというものに対する意識が高いのも、スキルアップのための転職への意識が高い表れだと思います。
年代・性別で見ると、年間でどのくらい転職しているのかと言えば、
15~24歳では男性が約12%、女性が約15%
25~34歳では男性が約6%、女性が約10%
35~44歳では男性が約3%、女性が約7%
45~54歳では男性が約2%、女性が約7%
となっています。
これらをみてみると15~24歳の数値では、男女とも、その値は10%を超えており、その若い年代ほど転職率の高いという傾向が見て取れます。
こうしてみると、会社側では採用しようとする新入社員が、自分の会社で永く働いてくれるのかを採用試験や面接の段階で見極めるのに努力がより求められるということなのでしょう。
以前では会社に入ることは定年までその会社で仕事を勤め上げるという気持ちを持っていた方が多かったと思います。
それが、最近では入社の時も定年までその会社で働くという考えは特別にはもっていなくて、途中で転職するや起業すること念頭に入社する新社会人も多いといいます。
年代は若いうちは、転職がしやすいこともありますが、より良い仕事を求めて職を変えているのかも知れませんが、それに比べて年齢が上がることに転職先が見つかりにくくなるということと、養う家庭があるなかでの転職が思ったようにできないということが、このような結果になっているのかも知れません。
また、年別にみると男女どの年代でも1990年代に比べ、2006年では約2~3倍になっています。
では、どうしてこのように年々転職率があがってきたのでしょうか。
これには世の中の動きが非常に関係あるといえます。
昔の日本では女性は家を守る者という風潮が多々あります。
それは女性が外に働きに出るということはなかなか難しいことでした。
よって、仕事をする方や仕事をもっていても転職を希望する人は必然的に少なかったと考えられます。
現代ではそのような風潮は一部で残っているのかもしれませんが、かなりなくなってきたようです。
それによって、女性の社会進出が活発になったということです。
男性と同じようにバリバリと職場で能力を発揮する女性が増えてきたことで転職率が年々上昇してきたのだと言えます。
また、現代は自分を高めるという傾向にあり、これまでの会社には、もちろんお世話になっているのですが、それよりも自分の可能性にかけて自分のキャリアUPのために、仕事と両立して資格やスキルなどの自分の能力を磨き、よりよい環境で働ける場所を求める傾向が強まっているためこのような転職率の上昇が見られるのだと思います。